続・今日もやっぱりかえる顔

なぜか巻き起こってしまうまぬけな日常を、ひらがな中心のまぬけなテイストでお届けします。ときどき乃木坂46。

念願のSony Musicからデビューする!?の巻(オーディションで前衛音楽を奏でる編)

こん○○は、かえるがおでございます。

 

前回はなんと本題に入る前の前置きにて終了するという体たらくで

ございまして、

前置きが長いのと、どうーでもいい話の長文なのが

かえるがおのよくないところです。ごめんなさい。

  

 

前回学生時代にバンドを組んでいたところまでお話ししました。

どんなバンドかといいますとですね、バラードとコミックバンドの

両面を持っているバンドでした。

 

あんまり明るい声じゃないので、明るい曲調の曲が合わないんですよね。

(もちろん歌がうまいわけでもありません。あしからず)

それで聞いている方が、涙してくれるようなバラードばっかりを作って

歌っていました。

 

ただバラードばっかり歌っていても、ライブハウスに響くのは自分のまぬけな声と

すすり泣きの声のみ。

「お通夜かいっ」って突っ込みたくなるくらい、

自分の声がお経に聞こえるようなくらーいステージでした。

 

自己満足なライブばっかりやっても仕方ないので、

お客さんが喜んでもらえる手段として考えたのが、

おもしろい歌詞とまぬけなダンスでした。

 

おもしろいまぬけ歌とバラードという組み合わせが当時は斬新だったらしく、

少しは会場が盛り上がるようになりましてですね、

ホールを借りることができるまでになったんですよ。

今思えば学生ノリのわるふざけのレベルですけどね。

 

それで、調子に乗ってしまいまして、

「俺たちプロになれるんじゃね?」なんて誰からともなく言い出し

プロになるためのオーディションを受けることになるのでした。

 

今もレコード会社というのかわかりませんが、

当時の大手レコード会社すべてにに勝手にデモMDを送り付けるところから

始まります。

MDってところが時代を感じさせます…

声がかかった会社へ行って聞いてもらうというのを繰り返していました。

 

ただわたしは狙っている本命の会社がありまして、その会社以外からデビューする

つもりはありませんでした。

その会社が「Sony Music」です。当時はSONYエンターテイメントって

言ってたのかなぁ。まちがってたらごめんなさい。

所属アーティストさんも、SONY製品同様におしゃれで洗練されたアーティストさんが

多く、当時からカッコよさについては一目置かれていました。

 

それがですね、何度応募してもまったくSONYからは連絡はなく、

オーディションのお知らせが届くのは、他のレコード会社からのみでした。

 

ほかの会社からデビューするつもりはないので、

なぜSONYのオーディションに呼ばれないのか

分析するところから始める必要があります。

そして自分の作った歌を聞くと、Aメロ、Bメロ、サビ前、サビが1番で

繰り返して2番、そしてサビで終わりみたいな、単純な曲が多いことに

気が付きました。

 

まぁ今考えてみれば、コミックソングはサビで盛り上がってなんぼなので

サビをリフレインで繰り返して、印象づけるしかなかったと思うんですよ。

 

でも当時は夢中でしたから、SONY所属のアーティストさんの曲はフクザツな構成の

曲が多いことから、

転調転調を繰り返し1番だけの曲や、どれが1番なのかどこが2番なのかわからないまま

終わっていく曲を作り続けるというドツボにはまりまして、

ますますSONYデビューの夢は遠のいていくのでした。

 

よくよく考えてみるとコミックバンドですよ。コミック。

お笑い主体のふざけたバンドを

おしゃれな最先端のSONYさんが雇ってくれるはずもないです。

普通に考えれば誰でもわかることです。

 

バラードを歌うといってもビジュアル系のバンドじゃないんだから

若者に受ける要素がこれっぽっちもなかったんですよね。

当時のSONYさんよく見てらっしゃる。

 

そう思えば、オーディションへ誘っていただけた会社は

歌謡曲に力を入れてる会社さんや演歌に強い会社さんで、

うちのバンドが進むべき方向性はきっとそっちだったと思うんですよね。

 

当時はそんなこと気づきもしないから、SONYにこだわった結果

なかなかオーディションでも結果が出ず、前衛的な誰もマネできない音楽を作り始め

怖くてだれもついてこれなくなりました。

 

最後はとうとう大げんかの末

バンドは大学卒業とともに空中分解いたしました。

まぁ当然の結果ですね。

 

時は流れ、それから1年後のお話です。

SONYデビューのチャンスは突然にやってきました。

ここからが本当の本題です。

 

またまた次回につづく…

 

まったくはなしがすすみませーん><

がっくし